Luci
2011年04月04日
23:56
シナリオ講座の修了課題についてsela監督の講評を受けてきました。
「耽美で静か」
「物語の仕組みは工夫されていて骨太」
「なるほどなぁと唸らされた」
「映像的仕掛けが面白い」
「難点はセリフが説明的」
などというお言葉をいただきました。
頑張ったかな、わたし!?
課題の詳細は忘れたけど(ノートを紛失してしまったのだ^^;)
・20-30分の映像作品のシナリオ
・SLで撮影することを前提に
・200字以内のあらすじをつける
みたいな感じだったはず。
SLで撮るとか、あらすじのことは提出してから気づいた^^;
逆にアバターの無表情さをどうカバーするの?とか
そういうことにとらわれずに自由に書けたから忘れててよかったかも。
三ヶ月ぐらい締切まで余裕があったはずなんだけど
実際に書いたのは提出前の三日間。
三ヶ月、何に苦労してたって、書きたい内容を探すことね。
小さな感動に満ちた生活はかなりしているんだけれど、
書きたい情熱を維持できそうな
心にぐっとくるモチーフをなかなかキャッチできなかったというか
ストーリーとして膨らませられなかったというか。
『おくりびと』などプロのシナリオは5-6シリーズ数十本読みましたよ!
授業の中で先生が言っておられた
・優れた映画はストーリーがあまりなかったりする。
・逆にテレビドラマは展開を見せるもの。
みたいな部分が今回の講座では新発見だったので
では展開ではない何かを見せる映画的なモノにしようとは決めてました。
悩みに悩んで
子どもの頃スペースシャトルの事故を見て書いた詩やら体験!?を基に
星に残るものにも旅立つものにも死の危険が隣り合わせる世界で
でもそれぞれに命を守るという使命のために生き抜いていく
物理的には永遠に会えなくなるんだけれど
心でつながっている恋人達(あるいは同志)の話を書いてみました。
とにかく物語を完結して提出しなければっていうのと
30分に収めなければっていうので
セリフは自分でも「うわぁ」って思うぐらい
ものごっつ説明的になってる自覚はありました。
でも、さすがリアル映画監督さんな先生。
「映像を信じて、どう映像を作るかに腐心する」
ということの具体例を教えていただき、むっちゃ納得しました。
機会があったら書き直してみたいと思います。
さて。
このシナリオを書いている間ずっとリピートされてたのが
ミスチルの「
風と星とメビウスの輪」。
エンディングテーマ曲にさせていただきたいぐらいですが
それはあり得ないので^^;
機会があればクラスのお友達は私の作品読みながら聴いてみて下さいませw
宇宙よ、この人を世に送り出して下さってありがとう
と祈りを捧げたくなるぐらいの名曲だと個人的には思ってます。